LINE公式アカウント活用ガイド~基本機能、オプション機能、プランや費用を総まとめ

LINE公式アカウントを運用するうえで知っておきたい費用やプラン、基本機能を一挙ご紹介します。

また、基本機能だけでなく、一歩進んだLINE公式アカウント活用法や実際に売上拡大・販売促進につながった事例もご紹介します。

これからLINE公式アカウントを運用する方から、もっと有効活用したい!という方まで、「LINE公式アカウント」の運用に携わるみなさんのお役にたてればさいわいです。

LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントとは、無料で開設できる企業向けLINEアカウントです。

LINE公式アカウントを通じて、友だち追加してくれたユーザーに様々なメッセージを送信し、そこから自社サービスの利用を促すなど多くの企業が活用しています。

※2019年4月18日以降、LINE@を含む、費用や機能が異なる法人向けアカウントが「LINE公式アカウント」として1つに統合されました。

LINE公式アカウントのプランと料金

LINE公式アカウントにはメッセージの配信通数に応じて、フリープラン・ライトプラン・スタンダードプランの3つのプランが用意されています。これらのプランは、機能面での違いはないので、メッセージの配信数でプランを選ぶといいでしょう。

また、月単位でのプラン変更(アップグレード・ダウングレード)が可能なため、運用後に柔軟にプランの見直しができます

費用としては、利用プランに応じた月額固定費に、無料メッセージ配信数を超えた追加メッセージ料金(通数課金)を加算した金額が利用料金となります。

LINE公式アカウントースタンダードプラン追加メッセージ料金プラン
画像引用:LINE

以下の記事では料金プランやプラン変更方法、通数課金に対して費用対効果を高めるためのヒントをご紹介しています。

※2022年10月31日、LINE公式アカウントの料金プランの改訂(2023年6月~予定)について発表がありました。新料金プラン・現在の料金プランの違いや詳細は下記の記事をご覧ください。

認証済アカウントと未認証アカウント(アカウントタイプ)

LINE公式アカウントには、上述のプランとは別に、プレミアムアカウント・認証済アカウント・未認証アカウントの3種類のタイプがあります。

LINE公式アカウント:3つのアカウントタイプ
画像引用:LINE Business Guide 2022年10月-2023年3月期 P19

認証済アカウントの申請は、LINE公式アカウントの開設時、もしくはLINE公式アカウントの管理画面から申請できます。

認証済アカウントになることで、一定基準の審査を通過していることを示すバッジ(青色)が付与されるため、ユーザーからの信頼性も高まります。また、LINEアプリ内の友だち検索結果への表示も可能になります。

その他にも、認証済アカウントによる申請が必要なLINE公式アカウントの拡張機能があります。これらの機能も含め、LINE公式アカウントをより幅広く活用していきたい場合は、認証済アカウントを取得することをおススメします。

【認証済アカウントによる申請が必要な拡張機能】

LINE公式アカウントでできること~機能

LINE公式アカウントの機能をいくつかピックアップしてご紹介していきます。

LINE公式アカウントの機能一覧
画像引用:LINE Business Guide 2022年10月-2023年3月期 P20

メッセージ配信

LINE公式アカウントの友だちに対してメッセージを送信できます。

LINE公式アカウントのメイン機能ともいえるメッセージ配信ですが、LINE Official Account Manager(管理画面)上で配信できる基本機能としてのメッセージの他、Messaging APIを活用したメッセージ、友だち以外のユーザーにも重要性や必要性の高いメッセージを配信する通知メッセージなど、様々なメッセージがあります。

LINE Official Accout Manager(管理画面)で配信できるメッセージ

基本機能として提供されているメッセージ配信は以下の通りです。

一斉配信の他、みなし属性によるセグメント配信絞り込み配信等が用意されており、これらのメッセージは、特別なツールを用意しなくても管理画面から配信できます。

  • すべての友だちに対して一斉配信
  • 絞り込み配信:配信先を「オーディエンス」と「フィルター」で設定しセグメント配信
  • 配信メッセージ数を指定して配信予算の範囲内におさまるよう配信数を指定。配信日時時点の属性情報の推計が可能な友だちからランダムで配信される
  • A/Bテストメッセージ配信:複数のメッセージ内容(バリエーション)を作成し、特定の割合のユーザーに配信
  • 絞り込み配信:配信先を「オーディエンス」と「フィルター」で設定しセグメント配信

但し、ユーザーIDをアップロードして作成するオーディエンスの利用やユーザーIDをもとに個別のメッセージ配信を行うには、次で紹介するMessaging APIの利用が必須になります。

Messaging APIを活用した柔軟なメッセージ配信

Messaging APIとは、LINEのアカウントを通じてユーザーとの双方向コミュニケーションを実現するAPI(Application Programming Interface)です。

Messaging APIを活用することで、LINEのユーザーIDをもとにユーザー毎に最適化されたコミュニケーションが可能になります。

【Messaging APIを利用したコミュニケーション例】

  • ユーザー一人ひとりに最適化されたメッセージの送信:LINEのユーザーIDと自社の会員IDを連携し、自社サービスと連動したメッセージ配信
  • ユーザーのアクションをトリガーとしたメッセージ配信:お気に入りの再入荷通知、カゴ落ちメッセージなど
  • タブ型リッチメニューや属性に合わせたリッチメニューの出し分け

これらを実現するには、APIと企業のシステムとをつなぐ開発、もしくは同機能を提供する外部ツールの利用が必要となります。

ステップ配信

LINE Official Accout Manager(管理画面)では、友だち追加を起点にしたステップ配信の機能を提供しています。友だち追加日からの経過日数や設定した条件に応じて、複数のステップメッセージを自動で配信できます。

条件には友だち追加日からの経過日数や友だち追加経路、友だちのみなし属性などが設定できます。

友だち追加起点でのステップ配信例

  1. 友だち追加して1日目にキャンペーン商品のプロモーションを配信
  2. 5日目にユーザーレビューなど購入メリットを配信
  3. 7日目に友だち限定のクーポンを配信し購買を促進
友だち追加起点のステップ配信例
友だち追加起点でのステップ配信例

友だち追加起点以外、例えばユーザーのアクションを起点にしたステップ配信を行うには、Messsaging APIを利用するため、外部ツールの導入か自社開発を行う必要があります。

ユーザーアクション起点のステップ配信では、例えば、”購買”といったサイト内行動などモチベーションの高いユーザーアクションを起点にメッセージを配信できるというメリットがあります

また、セグメント配信やLINEのメッセージの種類については下記記事をご覧ください。

リッチメニュー

リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面を開くと画面下部に固定表示されるカスタマイズ可能なメニューで、自社サイトへのリンクなどを設定できます。

流れていくメッセージと比較して視認性に優れており、ユーザーのアクションにも繋がりやすいことから、是非とも活用したい機能です。

リッチメニューを作成するには、LINE Official Account Manager上で簡単な操作で設置する方法と、LINE Messaging APIを活用する方法の2つがあります。Messaging APIでは、ユーザーごとにリッチメニューを出しわけるなど高度なカスタマイズが可能です。

ソーシャルPLUSが提供するリッチメニュー出し分け例(新規ユーザー・既存会員)
ソーシャルPLUSが提供するリッチメニュー出し分け例(新規ユーザー・既存会員)

友だち追加

LINE公式アカウントの管理画面内の「友だち追加ガイド」では、「友だち追加ボタン」や「友だち追加URL」、「友だち追加用QRコード」、案内用ポスターの作成ができます。

LINE公式アカウントの配信対象を増やすには、より多くの友だちを獲得しながら、ブロック・友だち解除数をできるだけ少なくし、ターゲットリーチ(有効友だち数)を増やす必要があります。

以下の記事では、LINE公式アカウントの友だち・ターゲットリーチを増やす方法をご紹介しています。

分析

LINE Official Account Manager には分析機能が用意されており、配信したメッセージ毎の指標(配信数・開封数・クリックユーザー・インプレッション)を手軽に確認できます。

各指標は「1メッセージ配信」単位で確認でき、配信から14日間集計されます。(コンバージョンを除く)

LINE Official Account Managerの分析機能(分析>メッセージ配信>概要)
LINE Official Account Managerの分析機能(分析>メッセージ配信>概要)

より詳細の指標、例えば、サイトへの流入経路(メッセージ、リッチメニューのエリアなど)やセッション時間、直帰率、CV(コンバージョン)や売上金額などを計測したい場合は、Google Analyticsでの計測がおすすめです。

以下の記事では、LINE Official Account Managerの分析機能やGoogle Analyticsを利用して詳しく計測する方法について解説しています。

LINEチャット・自動応答メッセージ

LINEチャットとは、日常的に利用しているLINEアプリのトーク機能を利用し、1対1でのコミュニケーションを行えるLINE公式アカウントの機能の一つです。

主に、商品やサービスに対する問い合わせ対応などカスタマーサポートに利用されています。

LINEチャットは、友だち追加したユーザーからの問い合わせメッセージの送信を起点に開始します。画像の送信や複数ユーザーとのグループチャット対応も可能です。

LINEチャットを利用するにはLINEの管理画面(LINE Official Account Manager)にてチャット機能のオン・オフを切り替えます。

設定画面>「応答設定」>応答モード「チャット」

チャット機能をオフ(応答モードをBotに設定)にすると応答メッセージによる自動応答のみに切り替えることもできます。

※チャットモードの時は営業時間を設定することで、応答メッセージも利用可能

LINE VOOM(旧タイムライン)

動画やテキストや画像を「LINE VOOM」上に投稿ができます。
ユーザーは投稿に「いいね」や「コメント」をつけることができ、LINE公式アカウントと友だちになっていないユーザーも見ることができるため、認知拡大が期待できます。

クーポン

LINE公式アカウントの基本機能である「クーポン機能」は、無料でかつ手軽に導入できるデジタルインセンティブで、「LINE Official Account Manager」から設定できます。

LINE公式アカウントのクーポン機能を使うと、トーク画面やLINE VOOM、応答メッセージを通じてクーポンを配信することができます。

但し、あくまで簡易的なクーポン付与向けの機能であるため、クーポンのユーザー毎の出し分けやアンケート回答やID連携、キャンペーンの応募といったユーザーのアクションに応じたポイント付与はできません。また、開封ユーザー数や使用ユーザー数の配信データは確認できますが、誰が利用したかなど、ユーザー個別の利用状況は確認できません。

LINE公式アカウントの基本機能「クーポン機能」以外のデジタルインセンティブについては以下の記事で紹介しています。

LINE×CRM活用の鍵はID連携~顧客と継続的につながるために

ここまでLINE公式アカウントの基本機能やMessaging APIを活用した発展的な機能についてご紹介してきました。

これらの機能を活用しながら、顧客との継続的なコミュニケーションにつなげていくには、企業からの一方的なコミュニケーションだけでなく、ユーザー毎に最適なコミュニケーションを行い「繋がり続けていたい」と思ってもらえることが重要です。

そのカギとなるのがID連携です。

ユーザーのLINEアカウントはそれぞれ固有のID(userId)をもっています。

ID連携を行うことで、このLINEアカウント固有のID(userId、ユーザーID)と自社会員DBの会員IDを紐づけることができるため、LINE公式アカウントの友だちが自社データベース上のどの会員なのかを判別できるようになります。

ID連携

このID連携ができてはじめて、Messaging APIを活用したセグメント配信や店舗とECで連動した会員証、ユーザーごとに出しわけるリッチメニューなど、ユーザー一人ひとりに最適なサービスを提供することが可能になります。

そのため、LINE公式アカウントにおけるID連携はLINEのCRM活用の必須条件といえます。

事例)5年で売上4倍に!ひかりTVショッピングのLINE公式アカウント運用の秘訣とは

ひかりTVショッピングのLINE公式アカウントは、主に既存会員の利便性を目的に運用されています。

顧客にあわせたコミュニケーション実現のためID連携による各種施策を実施した結果、5年でLINE経由の売上が4倍になりました。

画一的な情報は開封率や購入率が低く、ブロックに繋がることから、ID連携をベースに顧客にあわせたコミュニケーションを行っています。

  • 「ID連携」を抽選販売の条件にすることで友だち及びID連携数が2倍以上に増加
  • お客さまが”忘れたくない”情報をタイムリーに配信(ポイント失効通知・カゴ落ち・発送通知)
  • 会員限定のクローズドセールにも活用

以下セミナーレポートでは「ひかりTVショッピング」のLINE公式アカウントの運用体制やKPI設計、セグメント配信など効果的なメッセージ配信活用事例、今後の注力施策などをまとめています。

一歩進んだLINE公式アカウント活用

だいぶ長くなってしまいましたが、最後に、LINE公式アカウントをもっと活用するための施策をご紹介します。

LINEミニアプリ×デジタル会員証でOMOを実現

LINEミニアプリでは、「デジタル会員証」「モバイルオーダー」「順番待ち受付・呼び出し」など自社のサービスを「LINE」アプリ上で提供できます

LINEミニアプリの会員証は、店舗でQRコードを読み取るだけですぐに会員証を発行でき、LINEログインを利用することでLINE公式アカウントの友だち追加とID連携も行えるので、以後、会員とLINE公式アカウントを通じたコミュニ―ションができます。

実店舗を起点に顧客とのオンライン接点を獲得し、実店舗とECのユーザー情報を一元化できることから実店舗とECとを運営する事業者におすすめの施策です。

LINEミニアプリ×デジタル会員証でOMOを実現

通知メッセージで友だち以外にもメッセージを配信

LINE公式アカウントのメッセージは、友だち追加されているユーザーにのみメッセージを配信できますが、LINE通知メッセージは、友だちとして登録されていないユーザーに対しても重要性や必要性の高いメッセージを配信できる機能です。

配信できる通知メッセージは、LINE社がユーザーにとって有用かつ適切であると判断したものに限定され、営利目的や広告目的のものは配信不可となっています。

例えばECサイトでは、購入完了・発送完了通知など購買に関する通知が配信できます。メールだと見落としがちな通知でも、LINEであればスマホで手軽に確認できるため、ユーザーの利便性も向上します。

利用には認定パートナー(LINE Biz Partner)経由での事前申請が必要で、送信するメッセージ内容も事前審査があります。

LINE通知メッセージ(発送完了通知・購入完了通知。申込完了通知)
LINE通知メッセージ(発送完了通知・購入完了通知。申込完了通知)

サービスのご紹介

「ソーシャルPLUS」はID連携を強みとする、LINEを活用したCRM・ソーシャルログインサービスです。会員IDとプラットフォームのIDを自然に連携し、顧客データに基づいたメッセージ配信等のCRM施策を実現可能にします。

LINE株式会社の開発・販売のパートナーにも認定されているため、LINEログインを活用したCV導線の簡略化から、友だち追加の促進、会員情報に応じたセグメント配信に至るまで、ユーザー体験を重視したご提案が可能です。ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

詳細はこちら:https://socialplus.jp/line/
お問合せはこちら:https://socialplus.jp/inquiry/

◆ソーシャルログインを手軽に導入!
LINEやYahoo! JAPAN、Appleなど、6種のプラットフォームに対応しています。
詳細はこちら:https://socialplus.jp/tour/

◆LINE公式アカウントのCRM活用に!
LINEログインを活用したCV導線の簡略化から、友だち追加の促進、会員情報に応じたセグメント配信に至るまで、ユーザー体験を重視したご提案が可能です。
詳細はこちら:https://socialplus.jp/line/

ShopifyとLINEの連携活用なら、無料プランからスタート可能!
Shopifyをご利用の場合、Shopifyアプリ版「ソーシャルPLUS」をインスト―ルしてご利用いただけます。
詳細はこちら:https://socialplus.jp/shopify_app/

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