【2026年版】LINE公式アカウントの料金プラン完全ガイド

LINE公式アカウントの料金は、「月額プラン料金」と「配信通数に応じた追加メッセージ費用」で決まります。

少量配信であれば無料で利用できますが、運用次第では、配信規模によって追加メッセージ費用が大きくなるケースもあります。

そのため、料金プランの違いだけでなく、「どれくらい配信するか」「どう配信するか」をあわせて理解することが重要です。

LINE公式アカウントの料金プランは3種類あり、無料で始めたい方から、大規模配信を行う企業まで柔軟に選べる設計になっています。

本記事では、

  • プランの違い(料金・無料メッセージ数)
  • 追加メッセージの仕組みと計算方法
  • プラン変更方法と注意点
  • 費用対効果を最大化する運用設計の考え方

を最新情報にもとづいてわかりやすく解説します。

なお本記事は「LINE公式アカウントの料金・コスト設計」にフォーカスしています。LINE公式アカウントの主要機能・できることを解説した記事もあわせてご覧ください。

LINE公式アカウントの料金プランは3種類

LINE公式アカウントには、利用規模や配信頻度に応じて選べる3つの料金プラン「コミュニケーションプラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」があります。

参考:LINE公式アカウント料金プラン|LINEヤフー for Business

それぞれのプランで利用できる機能に差はありませんが、無料で配信できるメッセージ数がプランごとに決められています

コミュニケーションプラン及びライトプランでは、無料メッセージ通数を超えてメッセージを配信することができないため、上限を超えて配信したい場合はプランのアップグレードが必要になります。

一方、「スタンダードプラン」では、無料通数(30,000通)を超えた場合でも、追加メッセージとして配信を続けることが可能です。ただし、配信数に応じた追加費用が発生します。

LINE公式アカウント「追加メッセージ」について

無料メッセージ内に収まっていれば追加費用はゼロですが、無料メッセージ通数を超えて配信する際は、従量課金にて追加の費用が発生します。配信量が多い企業では最も費用差が出るポイントになります。

現行料金プランの仕組み

現行の料金プランでは、追加メッセージの配信量が増えるほど、1通あたりの単価が下がる「ステップ構造」になっています。

例えば、スタンダードプランで月200,000通のメッセージを配信する場合、1ヶ月の費用は以下のように計算されます。

15,000円(月額固定費 ※無料メッセージ30,000通を含む)
+(50,000通 × 3.0円)
+(50,000通 × 2.8円)
+(100,000通 × 2.6円)
= 565,000円

追加のメッセージを配信するには?

スタンダードプランで無料メッセージ数を超過する配信を行う際は、事前に「追加メッセージ数」の上限設定が必要です。

無料で配信できる配信数を超えてメッセージを配信するには、LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager )から上限設定を変更します。

  1. 「設定」>「利用と請求」>ダッシュボード
  2. 「上限の変更」選択
利用と請求(プラン変更やお支払い関連の管理)| LINEヤフー for Business

※認定セールスパートナーが開設又は管理しているアカウントの場合は、認定パートナーに直接お問い合わせください。

LINE公式アカウントの料金プラン変更は月単位で可能

LINE公式アカウントの料金プランは、月単位で変更できます。

料金プラン変更方法

LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager )の「設定」>「利用と請求」から、現在利用しているプランの確認や変更が行えます。

  1. [設定]>[利用と請求]の[月額プラン]をクリック
  2. 変更したいプランの[アップグレード]または[ダウングレード]をクリック
  3. 利用規約を確認⋅同意し、[変更]をクリック
  • プランの変更には、事前に「お支払い方法」の登録が必要
  • プラン変更は管理者権限をもつユーザーのみ

料金プランの変更はいつから適用される?(変更の適用タイミング)

料金プランの適用は上位プランの変更か、下位プランの変更かによって異なります。

  • 上位プランへの変更(アップグレード):月の途中で以下のプラン変更があった場合、即時に適用されます。月額料金の差額を支払い、差分の通数が付与(日割りの適用はありません)
  • 下位プランへの変更(ダウングレード):申請した翌月から適用されます。

ここまでが、月額プランとメッセージ配信費用の基本です。

次に、これらとは別に発生するオプション費用について見ていきます。

料金とは別に発生するオプション費用について

LINE公式アカウントには、料金プランとは別に、目的に応じて追加できるオプションがあります。

ここでは代表的な2つを紹介します。

プレミアムID(任意)

アカウントIDを「@xxxx」の任意文字列に変更できるオプションです。ブランドとしての統一性が保ちやすく、検索されやすくなるメリットがあります。

  • 年額:購入経路によって異なります。
    • LINE Official Account Manager(Web版管理画面):1,200円/年
    • LINE公式アカウントのセールスパートナー経由:100円/月
    • iOSアプリ「LINE公式アカウント」経由:1,300円/年
  • 採用されやすいケース:SNSやチラシでアカウント名を明記する企業

チャットProオプション(任意)

チャットProオプションは、LINE公式アカウントで利用できるチャット機能を強化・拡張する有料オプションです。

例えば、トーク履歴の長期保存やタグ・ノート管理の拡張に加え、AIチャットボット(β)などが利用できます。

  • 月額:3,000円/月(税別)
  • 採用されやすいケース:問い合わせ対応が多い業種や、チャットの体制を整えたい企業
LINE公式アカウント チャットProオプション|LINEヤフー for Business
LINE公式アカウント チャットProオプション。LINEヤフーが提供する法人向けサービスに関する情報を紹介します。

これらのオプションは必須ではありませんが、利用する際は追加で料金がかかります。

「プラン料金+追加メッセージ+オプション」を整理しておくことで、LINE公式アカウントにかかる総コストの全体像がつかみやすくなります。

LINE公式アカウントの費用を決める3つの要素と見直しポイント

LINE公式アカウントの費用は単純に「どのプランを選ぶか」だけで決まるわけではありません。実際のコストは、日々の運用設計によって大きく左右されます

その前提として押さえておきたいのが、次の費用に影響する3つの要素です。

ここでは、それぞれの要素について「費用にどう影響するのか」「どう見直せばよいのか」をあわせて解説します。

①友だち数(=配信母数)

友だち数は、メッセージを送る「配信母数(上限)」にあたります。※実際の配信数は「ターゲットリーチ(配信対象)」によって決まります。

母数が多いほど、1回の配信で消費するメッセージ数も増え、そのまま費用に直結します。

友だち数そのものを減らすのは現実的ではありませんが、誰に配信するかを設計することで、実質的な配信母数をコントロールすることは可能です。

すべての友だちに一斉配信するのではなく、アンケート回答、クリック履歴、購買履歴などをもとに配信対象を絞り込むことで、配信数を抑えながら、開封率・反応率の向上が期待できます。

特に、全体向けのお知らせやキャンペーン配信は、一度の配信で大量のメッセージを消費しやすく、追加メッセージ費用が発生する要因になりがちです。

「誰に届ける情報なのか」を整理し、セグメント配信に切り替えるだけでも、配信コストに大きな差が出る場合があります。

②配信頻度(=メッセージ消費量)

配信頻度は、1か月あたりにどれくらいメッセージを送るか、つまりメッセージの消費量を決める要素です。

配信頻度が高くなるほど、無料メッセージ通数を超えやすくなり、追加メッセージ費用が発生する可能性も高まります。

一方で、コストを意識して頻度を単純に下げてしまうと、ユーザーとの接点が減り、成果にも影響が出やすくなります。

そこで検討したいのが、配信数にカウントされない「課金対象外のメッセージ」をうまく活用する方法です。

これらのメッセージは配信そのものを大きく減らせるわけではありませんが、課金対象の配信に依存せず、個別対応や初期接点、フォローアップを行うことができます。

  • 友だち追加直後の案内は、あいさつメッセージで対応する
  • 問い合わせなどの対応は、応答メッセージやLINEチャットを活用する
  • ユーザーの操作(メッセージ送信やボタンタップ)をきっかけにした返信は、配信数に含まれない仕組みを使って自動対応する(Reply API)

課金対象ではないメッセージの例

  • LINEチャットの送受信
  • 応答メッセージ
  • あいさつメッセージ
  • Messaging API の「Reply API」

配信頻度を下げるかどうかだけでなく、「課金対象になる配信」と「課金対象外で維持できる接点」をどう組み合わせるかも含めて検討することが、配信頻度とコストを両立させるポイントです。

③情報の届け方(=配信に依存しない導線設計)

同じ友だち数・同じ配信頻度であっても、どの情報をメッセージ配信として届けるかによって、消費するメッセージ数は大きく変わります。

すべての情報を、毎回メッセージ配信で届ける必要はありません。

無料で利用できるリッチメニューなどを活用することで、配信に依存せず、必要な情報を届ける導線を設計できます。

リッチメニューは常にトーク画面に表示されるため、キャンペーン情報や商品ページ、よくある質問などをまとめて設置しておくことで、メッセージ配信の回数を抑えながら、情報提供が可能になります。

また、メッセージ配信をきっかけにリッチメニューを経由し、商品購入や申込みにつながるケースもあるため、メッセージ配信にあわせて適切なリッチメニューを配置すると効果的です。

このように、配信と導線を適切に使い分けることで、無駄な配信を増やすことなく、費用対効果の高い運用につながります。

よくある質問(LINE公式アカウントの料金)

Q. LINE公式アカウントは無料でどこまで使えますか?

無料の「コミュニケーションプラン」では、月200通までメッセージを配信できます。少人数への案内やテスト運用であれば、費用をかけずに利用可能です。

Q. 追加メッセージ費用はいつから発生しますか?

スタンダードプランで、無料メッセージ通数(30,000通)を超えて配信した場合に、配信通数に応じた従量課金が発生します。

Q. 配信数が多いと、料金はかなり高くなりますか?

配信数が増えるほど総額は大きくなりますが、運用設計(配信対象の絞り込みや導線設計)によって、無駄な追加メッセージ費用を抑えることは可能です。

LINE公式アカウントの料金設計|ポイントまとめ

  • 料金は「月額プラン+追加メッセージ+オプション」で決まる  
  • 費用差が出やすいのは、追加メッセージの配信量  
  • 配信頻度を下げるより、配信設計を見直す方が効果的  
  • 事前に自社の配信想定で試算しておくことが重要

まずは自社の配信頻度や友だち数を整理し、必要に応じてプランを見直しながら、無理のない形でLINE活用を進めていきましょう。

料金プランの仕組みを理解したうえで、「LINE公式アカウントでどんな施策ができるのか」「運用全体をどう設計するか」まで把握したい方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

ソーシャルPLUSについて

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松元 由布子

株式会社ソーシャルPLUS マーケティングチーム
ソーシャルログイン・ID連携サービス「ソーシャルPLUS」及びLINE連携Shopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」のマーケティング担当。主にブログメディア運営やコンテンツマーケティングに従事。
”わかりやすく伝える”ことで誰かのお役に立てればいいなと思っています。

LINE公式アカウント基礎知識
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