【Shopify Flow活用】Customer tags addedトリガーを使って、初回購入から60日間一度も購入していないお客様にLINEを自動配信する方法

2023年8月18日のShopify Chengelogにて、Shopify Flowで「Customer tags added / removed(顧客タグが追加 / 削除された)」というトリガーが使えるようになったと発表がありました。

これまでのShopify Flowでは、Shopify上の商取引イベント(商品が購入された、商品を発送した、在庫が復活したなど)が主なトリガーでしたが、新たに「顧客タグが追加 / 削除された」というトリガーが追加されたことで、活用の幅が広がりそうです。

下記記事のように、顧客タグの活用をオススメしている弊社としても待望の機能です!

今回の記事では、マーチャント様からの要望が多い「初回購入から60日後のアクション」の一例として、Customer tags added トリガーを使った「初回購入から60日間一度も購入していないお客様にLINEを自動配信する方法」をご紹介します。

Customer tags added/removedトリガーの概要

Shopify Flowの「Customer tags added / removed(顧客タグが追加 / 削除された)」というトリガーは、文字通り「何かしらの顧客タグが付与・削除されたらワークフローを実行する」ためのトリガーです。

▼Customer tags added トリガー
https://help.shopify.com/ja/manual/shopify-flow/reference/triggers/customer-tags-added

▼Customer tags removed トリガー
https://help.shopify.com/en/manual/shopify-flow/reference/triggers/customer-tags-removed

Customer tags added/removedトリガーの制限

一部制限もあり、機能概要のページには、以下のように記載されています。

▼Customer tags addedの注意点

同じワークフロー内で [お客様タグを追加] アクションを使用しないでください。これを行うと、このワークフローが実行され続け、他のワークフローが実行されなくなる可能性があります。

▼Customer tags removedの注意点(2023年10月時点では英語表示のみ)

When you create a workflow with the Customer tags removed trigger, don’t use the Remove customer tags action in the same workflow. Doing so causes the workflow to run forever, and might result in your workflows being throttled.
ワークフローのNG例
ワークフローのNG例

極端な例ですが、このようなワークフローを作ってしまうと、「アクションを元にトリガーが発火し、ループされてしまうので避けてください」ということですね。

Customer tags addedトリガーを使って、初回購入から60日間一度も購入していないお客様にLINEを自動配信する方法

今回は、下記3つのワークフローを作成していきます。

  • ワークフロー1:初回購入から30日間一度も購入していないお客様にタグを付与する
  • ワークフロー2:タグの付与から30日間待機し、タグを削除する
  • ワークフロー3:タグの削除をトリガーに、該当者へのLINE配信を行い、重複配信防止用のタグを付与する

1ワークフローにつき待機できる期間は「最大30日間」です。

「60日間」待機するために、今回はワークフロー1とワークフロー2で30日ずつ待機させています。

ワークフロー1:初回購入から30日間一度も購入していないお客様にタグを付与する

まずは1つ目のワークフローの概要と完成図をお伝えします。

1つ目のワークフローでは、注文されたことをトリガーに注文回数を確認し、初回注文の場合は、30日間待機します。そして30日後に再度注文回数を確認して、F2転換していない(2回目の購入に至っていない)場合は、タグ付与アクションを実行します。

ワークフローの概要と完成図

手順①-1:トリガーの設定

Shopify純正のトリガーの中から、「Order created」を選択してください。

「Order created」を選択

手順①-2:条件の設定(注文数の確認)

条件の「基準を追加」から、Order > customer > numberOfOrders を選択します。
(検索窓に、『number』と入力すると辿りやすいです)

Order > customer > numberOfOrders を選択

初回注文(Number of Orders = 1)の判定を行いたいので、入力欄にEquals toで「1」と入れてください。

Equals toで「1」と入れる

手順①-3:アクションの設定(待機)

初回注文(Number of Orders = 1)の場合は、一定期間待機させます。「Then」からアクションにつなぎ、Waitを選択します。

「Then」からアクションにつなぎWaitを選択

1ワークフローにつき、待機できる期間は「最大30日間」です。30日間待機させたい場合は「30 days」に設定してください。

待機期間を「30 days」に設定

手順①-4:条件の設定(注文数の確認)

手順①-2 と同じようにNumber of Ordersが「1」であるかを確認する条件を設定してください。

手順①-5:アクションの設定(タグ付け)

30日経過しても注文数が変わらない場合は、「Then」から「Add customer tags」のアクションに繋げます。

「Then」から「Add customer tags」のアクションに繋ぐ

「domancy30days」のタグを付与するアクションを設定します。

「domancy30days」のタグを付与するアクションを設定

ワークフロー2:タグの付与から30日間待機し、タグを削除する

ワークフロー2では、タグ「domancy30days(初回購入から30日間一度も購入していない方に付与したタグ)」が付与されている場合、さらに30日間待機してからタグを削除する設定を行います。

※この後設定するワークフロー3で、タグの削除をトリガーにLINE配信を実行するためです。

完成図がこちらです。

タグの付与から30日間待機しタグを削除するワークフロー

手順②-1:トリガーの設定

タグ付けトリガーを使うので、「Customer tags added」を選択します。

「Customer tags added」を選択

手順②-2:条件の設定(付与されたタグを確認)

どのタグが付与されたのかを指定するため、Return Data からTags を選択してください。

Return Data からTags を選択

条件には、「domancy30days」を入力します。

条件に「domancy30days」を入力

手順②-3:アクションの設定(待機)

手順①-3と同様、Waitを30日間設定してください。

Waitを30日間設定

手順②-4:アクション設定(タグ削除)

最後に、Remove customer tags のアクションに接続して、タグを削除します。

Remove customer tags のアクションに接続

ワークフロー2はこれで完成です!

ワークフロー3:タグの削除をトリガーに、該当者へのLINE配信を行い、重複配信防止用のタグを付与する

最後のワークフローは、ワークフロー2で設定した「タグの削除」をトリガーにします。
ワークフローの完成図はこちらです。

「タグの削除」をトリガーにしたワークフロー

「domancy30days」タグが削除されて、かつ注文数が1回のままであれば、60日間一度も購入していないと判断し、LINEのメッセージ配信を行うというワークフローです。

重複してメッセージが送信されないよう、メッセージを送った後に「dormancy60days-sent」というタグを付与するアクションも一緒に設定します。

手順③-1:トリガーの設定

タグの削除をトリガーにするので、「Customer tags removed」を選択します。

「Customer tags removed」を選択

手順③-2:条件の設定(削除されたタグを確認 / 注文数の確認)

手順②-2と同様に、Return Dataが「domancy30days」であることを確認します。

また、手順①-2 と同じようにNumber of Ordersが「1」であるかを確認する条件を設定してください。

Number of Ordersが「1」であるかを確認する条件を設定

手順③-3:アクションの設定(LINEのメッセージ配信 / 重複配信防止用のタグ付け)

最後に、LINEでメッセージを送信して、さらに重複配信防止用のタグ付けをするアクションを設定します。

一度送信した人に同じメッセージが送信されるのを回避するため、顧客タグに「domancy60days-sent」というタグが付いているかを確認し、「domancy60days-sent」タグが付いていない方を配信対象に設定します。

「domancy60days-sent」タグが付いていない方を配信対象に設定

次のアクション(LINEのメッセージ配信)は、ThenではなくOtherwiseに接続してください。

「LINE でFlex メッセージを送る」のアクションでは、「顧客ID」「代替テキスト(トーク一覧で表示されるテキスト)」「Flex Message のコンテナ」を入力してください。

「顧客ID」「代替テキスト」「Flex Message のコンテナ」を入力

Flex Messageの編集方法については以下の記事を参考にしてください。

最後に重複配信防止用のタグ「domancy60days-sent」を付与するアクションも設定して、完成です!

「domancy60days-sent」を付与するアクションも設定

まとめ

このように3つのワークフローを設定することで、初回購入から60日間一度も購入していないお客様にLINEでメッセージを配信できます。

他にも「このLINE配信をShopify Flowで自動化したい」など出てきた際には、お気軽にご相談ください!

▶︎お問い合わせフォーム:https://crmplus.socialplus.jp/inquiry


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