
当ブログでは、LINE公式アカウント運営者が押さえておきたいLINE公式アカウントやLINE広告に関連するニュースやアップデート、参考事例などを月1でまとめてご紹介しています。
今月はアップデート数が少ない月となりましたが、ショップカードやクーポンに関する重要な変更もあるのでぜひご覧ください。
隙間時間でのキャッチアップにぜひお役立てください。
LINE公式アカウント
ショップカードの利用が友だち限定に:ショップカードの仕様変更が完了
2024年6月12日、延期になっていたショップカードのリニューアルが完了しました。
主な変更内容は以下の通りです。
- ショップカードのデザインを刷新
- ショップカードを起点にしたユーザー体験の向上
- ショップカードからLINE公式アカウントのトークルームに遷移する導線が新設
- ショップカードの画面からそのお店で使えるクーポンが確認できるように
- デバイスのホーム画面にショップカードのショートカットアイコンを追加可能に
- ショップカードの利用が友だち限定に
- ポイント付与履歴で表示されるユーザーIDが変更
- 分析機能の変更
- 友だち追加経路に「ショップカード」が追加
特に注目したい仕様変更としては、ショップカードの利用が友だち限定になったことです。これにより、ショップカードが友だち追加施策として活用できるようになりました。
また、友だち追加経路に「ショップカード」が追加になったことで、「友だち追加オーディエンス」と「ステップ配信の友だち追加トリガー」でもショップカードが選択できるようになりました。
ショップカード仕様変更に関する詳細は下記記事をご覧ください。
【お知らせ】ショップカードのアップデートについて(5/21追記)
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-official-account/20231107

トークリスト内に「クーポンが届きました」の表示が追加
クーポンをLINE公式アカウントで友だちに送った際、ユーザー側から見えるトークリストに「クーポンが届きました」の通知が表示されるようになりました。

このアップデートによりユーザーはクーポンを配信しているLINE公式アカウントをすぐに見つけることができ、クーポンのもらい忘れ、期限切れを防止できるようになります。
また事業者にとっては開封してもらいやすくなるというメリットもあります。
なおクーポンURLをテキスト形式で送った場合は表示がでないので注意が必要です。
【機能追加】「クーポン」のトークリストへの表示について
https://manager.line.biz/announce/100004460
LINE API
LINE Developersにおけるプロバイダーとチャネル管理のベストプラクティスが公開
LINE Developersは、LINEログインやLINEミニアプリ等LINEのAPI利用に関する設定や管理をおこなう開発者向けの管理ツールです。
いざLINE Developers上でプロバイダーやチャンネルの設定が必要となった際、「運営を任せていた会社との契約終了や管理者の退職によってチャネルの権限を持つ人が誰もいなくなってしまった…」「LINE公式アカウントと紐づくプロバイダー、Messaging APIチャネルが確認できない…」というケースがしばしばあります。
このようなことを防ぐことを目的に「プロバイダーとチャネル管理のベストプラクティス」が公開されました。
▼プロバイダーとチャネル管理のベストプラクティス |LINE Developers
https://developers.line.biz/ja/docs/line-developers-console/best-practices-for-provider-and-channel-management
このドキュメントでは各プロバイダーや各チャネルのAdmin権限付与方法、プロバイダー、各チャネルの作成方法など、仮想の組織、人物を例として具体的に説明されています。
また、以下の記事ではそもそもプロバイダー、チャネルとは?という方に向けてLINE Developersの解説をしています。併せてご覧ください。
ウェブアプリをLINEミニアプリ化するためのドキュメントがリリースされました
LINEミニアプリはLINEアプリの中で利用できるウェブアプリです。LINEが提供しているLIFFというフレームワークを用いて実装し、LINE上で自社サービス(ウェブアプリ)を提供できます。
今回既存のウェブアプリをミニアプリ化するドキュメントが公開されました。
▼運用中のウェブアプリをLINEミニアプリ化するためのドキュメントを公開しましたhttps://developers.line.biz/ja/news/2024/06/24/web-to-mini-app
もともとLINEミニアプリに関する仕様は公開されていましたが、既にあるウェブアプリを活用するという部分にフォーカスして情報が整理されています。
LINEミニアプリとしても提供可能そうなウェブアプリを持っている方は試してみてもいいかもしれません。
まとめ
来月もこのような形でお役立ち情報をまとめてお届けする予定です。
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