LINE公式アカウントの管理・運用に必要となる LINE Official Account Manager や LINE Developers にログインするには、まずLINEビジネスIDを作成する必要があります。
LINEビジネスID作成時にLINEアカウントで登録する方法とメールアドレスで登録する方法とでどのように違うのか?どちらで登録すればいいのか悩む方も多いかと多いのではないでしょうか?
この記事では、LINE公式アカウントの運用者がLINEビジネスIDを作成する方法、注意点を紹介します。
LINEビジネスIDとは?
LINEビジネスID(LINE Business ID)とは、LINEヤフー社が提供するビジネス向け、または開発者向けの各種管理画面にログインができる共通認証システムです。
具体的には、LINEビジネスIDひとつで、以下の管理画面にログインできるようになります。
- LINE公式アカウント(LINE Official Acount Manager)
- LINE広告(LINE Ad Manager)
- LINE Developers
- LINEビジネスマネージャー
LINE公式アカウントの管理画面をはじめ、これらの管理画面へのログインが必要な場合、まず関係者それぞれが個人のLINEビジネスIDを作成しましょう。
LINEビジネスIDを作成しよう
LINEビジネスIDはここからアカウントを作成することができます。
https://manager.line.biz
※すでにログインできる方はLINEビジネスIDをお持ちです。
LINEビジネスIDの作成方法は下記2通りの方法があります。
LINEアカウントで登録(LINEアカウントでログイン)
個人で利用している「LINEアカウント」でLINEビジネスIDのアカウント登録を行う方法です。
この方法(LINEアカウントで登録)でLINEビジネスIDを作成した場合、LINEビジネスIDと個人のLINEアカウントが紐づいた状態で作成できます。
個人のLINEアカウントを業務アカウントと連携してしまうような気がして敬遠されることが多いですが、個人のLINEアカウントで登録しても特に問題ありません。
※必ず利用中のLINEアカウントでログインしてください
※ログインの際にLINEアプリを使った認証が必要となる場合があります
メールアドレスで登録(ビジネスアカウントでログイン)
普段利用しているメールアドレスで、LINEビジネスIDのアカウント登録を行う方法です。
この場合、ビジネスで利用する企業のメールアドレスを利用して、LINEビジネスIDを作成しましょう。
この方法(メールアドレスで登録)でLINEビジネスIDを作成した場合、作成したLINEビジネスIDと個人のLINEアカウントがデフォルトでは紐づきません。
「LINEアカウントで登録」と「メールアドレスで登録」の違い
LINE公式アカウントの管理を行う上では、LINEビジネスIDの作成は上記2つの方法どちらでも問題ありません。
ただし、「メールアドレスで登録」にてLINEビジネスIDを作成する場合は、個人のLINEアカウントと作成したLINEビジネスIDがデフォルトでは紐づかないことに注意が必要です。
LINEビジネスIDと個人のLINEアカウントを紐づいていないと、例えば、LINE公式アカウントからのメッセージのテスト配信を受け取ることができません。
ぜひ、LINEビジネスIDと個人のLINEアカウントを紐づけておきましょう。
LINEビジネスIDと個人のLINEアカウントを紐づける方法
LINEビジネスIDと個人のLINEアカウントが紐づいているのか確認するには、LINE Official Account Manager (https://manager.line.biz/) にログインします。
次に右上の自分のアイコンをクリックし、設定へと進みます。
下記のような画面となります。
図に示したLINE部分に担当者自身のLINEアカウントが表示されていれば、すでに紐づいている状態です。
「メールアドレスで登録」した場合など、未連携の場合は連携しましょう。
1つのLINEビジネスIDで複数のLINE公式アカウントを管理できる
1つのLINEビジネスIDで複数のLINE公式アカウントやLINE Developersのプロバイダーの権限を管理することができます。
LINE公式アカウントは100アカウントまで管理ができ、プロバイダーは10個まで作成できます。尚、他の人が作成したプロバイダーであれば10を超えても権限を付与してもらうことができます。
さいごに
この記事では、LINEビジネスIDの作成方法を紹介しました。
この後、必要に応じて、LINE公式アカウントの権限やLINE Developersへの権限を付与していきます。
権限付与の方法については以下の記事で詳しく解説しています。