
2025年9月8日(月)~10日(水)に行われた「マーケティング・セールスWorld BizcrewEXPO 2025 夏 東京」に出展いたしました。
弊社ソーシャルPLUSのブースでは開発不要のLINEマーケティングツール「Message Manager」とLINE連携Shopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」を出展。多くの方々が会場に足を運んでくださいました。
ブースでは、サービスの展示やご提案、LINEを使ったデモンストレーションなどを実施。多くのお客様と有意義なコミュニケーションの機会を持つことができました。
本記事では展示会の主な出展内容や具体的なデモの概要、いただいた質問を一部抜粋してお伝えします。
「反響のあったLINE活用のポイントを、まとめてキャッチアップしたい」―そんな方にぜひお読みいただきたい内容となっています。
会場で伝えたかったのは、“LINE運用の次の一歩”
- LINE公式アカウントは開設したけど運用に手をつけられてない
- 友だちを増やしつつ、友だちのデータも取得していきたい
- もっと細かくセグメントを切ってパーソナライズした内容を配信したい
- 購入前のユーザーにリマインド配信して成果に繋げたい
会場では、これらの課題解決につながる様々な施策をご紹介しました。
中でも、ご好評いただいたのは、LINE公式アカウントの標準機能だけでは難しい “成果につながる施策”のデモンストレーションです。手軽に実施できるイメージをお伝えしつつ、商材に合わせた想定使用シーンをご案内いたしました。
本レポートではこのデモンストレーションを中心に、当日展示会でお伝えした“LINE運用の次の一歩”にステップアップするための効果的なLINE施策をご紹介していきます。
パーソナライズ配信:ユーザー情報を新たに取得し、最適なリッチメニューに切り替え
▼活用機能:
アンケート、リッチメニュー
▼施策内容:
アンケート回答の内容をもとに、LINE上でリッチメニューを自動切り替え。ユーザーの属性・興味を即時に反映させ、最適なリッチメニューを表示。
▼体験の流れ:
- QRコード読み取りで友だち追加
- アンケート起動 → 回答
- 回答内容に応じてリッチメニューが即時切り替え

▼効果:
- 友だち追加促進:アンケート回答前に友だち追加が必要となるため、さまざまな顧客接点(SNS、オフラインイベント、店舗など)で友だち追加促進
- ユーザー情報取得:アンケートの活用で友だちのユーザー情報を取得
- ユーザーに最適なリッチメニューを表示:取得したユーザー情報を利用してリッチメニューの即時切り替え
▼活用シーン例:
- 複数ブランドを運営するアパレルの場合
 アンケートにて好きなブランドを回答、該当のブランド用のリッチメニューに出しわける。
- 人材サービスの場合
 アンケートを利用して求職者の検討状況や経験職種などをヒアリングし、回答を元に検討者/情報収集者向け情報、人事向け/エンジニア職向けおすすめ求人など内容に沿ったリッチメニューを配信する。
- イベント訴求の場合
 来場予約フォームをアンケート機能で作成し配信。
 回答者にイベント専用のリッチメニューを表示し、当日案内の導線をLINEで完結させる。
▼ご来場いただいた方の反応・コメント
- リッチメニューがリアルタイムで切り替わるのが想像以上にわかりやすい
- 友だち追加だけのライト層の情報取得からリッチメニューのセグメント出しわけ配信までこんなに簡単にできることに驚いた
診断ボットでユーザーニーズを取得→ニーズに合わせてメッセージ配信
▼活用機能:
診断ボット
▼施策:
トーク画面上でチャット形式の診断ボットを起動。
選択肢形式で質問に答えてもらうことで、ユーザーの興味・関心といったユーザー情報を取得。
▼体験の流れ:
- 診断ボット起動
- 選択式の設問に回答(例:「どんな商品に興味がありますか?」など)
- 回答結果に応じておすすめ商品や求人情報を自動表示
▼EC向け(有形商材)

▼人材向け(無形商材)

▼効果:
- 工数対効果アップ:
 あらかじめセットしておいたシナリオに沿って配信を自動化。
 勝ちパターンを定型配信できるため個別配信よりも手間が掛からず成果に繋がりやすい。
- ニーズの可視化:
 診断ボットを通してユーザーの関心を可視化し、配信内容を最適化。
 提示された選択肢をタップするだけで回答していくため、回答率も高い
- パーソナライズ体験:
 診断結果に応じたおすすめを自動提示できるため、ブロック率低下、購入・応募などCV率向上に寄与。
- 広範な業種に対応:
 有形商材(物販EC)だけでなく、無形商材(人材・教育・サービス業)にも対応した配信設計が可能。
▼活用シーン例:
- コスメ商材の場合
 よくある利用シーンやお悩みを診断ボットでヒアリング。
 回答に従ってユーザーに最適なおすすめトライアル商品を案内する。
- 香水や雑貨などユーザーの好みが分かれる商材の場合
 ユーザーの趣味やライフスタイルなどを診断ボットでヒアリング。
 診断に応じておすすめの香りやカラーバリエーションなど、パーソナライズした診断結果として「あなたにマッチした商品」をレコメンドする。
- 人材サービスの場合
 現在の検討状況、居住エリア、希望の条件、職種などを診断ボットでヒアリング。
 回答結果に応じて、おすすめの求人情報を案内する。
- 電気や携帯などプランのある商材の場合
 他社との契約状況や利用頻度、現在の料金などを診断ボットでヒアリング。
 診断内容をもとにおすすめプランや乗り換えの検討案内を配信する。
▼来場者の反応・コメント
- 会員登録をしていないユーザーでも、診断ボットを利用した配信の最適化ができるのはいいかも。
- LINE上で診断体験とだし分けができるならメルマガよりも配信効果が上がりそう。
カゴ落ちユーザーへ自動でメッセージ配信→購入を後押し
▼活用機能:
カゴ落ち配信機能
▼施策:
ユーザーがカゴに商品を残したまま離脱した場合に自動でリマインドを配信。
▼体験の流れ:
- LINEメッセージからサイトに遷移
- サイトで商品をカートに追加
- 一定時間購入が完了しない場合、自動でリマインドメッセージをLINEで送信
- リマインドメッセージからカートページに遷移し、そのまま購入へ

▼効果:
- 購入リマインド:
 メールよりも開封率が高いLINE経由でリマインドを行い、購入率を向上。
- 顧客維持・LTV向上:
 離脱ユーザーを再訪問に誘導し、売上機会の最大化に貢献。
- 自動化による工数削減:
 一度設定すれば配信が自動化され、運用コストを削減可能。
▼活用シーン例:
- 買い忘れ防止リマインドの場合
 商品をカートにいれたまま購入に至らず離脱となった後、一定の時間経過後に「購入をお忘れではありませんか?」をリマインド配信。商品購入を促しCVを促進。
▼来場者の反応・コメント:
- LINEのID連携不要でカゴ落ちを自動通知できるのはかなり便利。
- メールでは反応されないケースもあり困っていた。LINEであれば成果がすぐ出そう。
そのほか直接いただいたご質問
来場いただいた方々はEC(食品・アパレル・雑貨)を中心に、建設・人材・不動産・製造・教育など多岐にわたりました。
また実施したい施策が明確な方から、これからLINE公式アカウントを導入するフェーズの方も見受けられ、幅広い視点から多くの方から質問をいただきました。
その中でもよくいただいたご質問を以下にピックアップしてご紹介します。
Message Managerの導入メリットを教えてください
Message ManagerはLINE公式アカウントでカバーできない部分を補うためのマーケティングツールです。
具体的にはLINE公式アカウントのみの場合、セグメントが推計データとなり、パーソナライズ配信が難しい面がございます。結局セグメント配信をしようとしても全配信を実施している企業様は少なくありません。
その点Message Managerにはアンケート機能、友だち追加経路、離脱防止ポップアップなど、備えつきの各機能があり、ここで取得したデータを利用し、メッセージを全配信ではなくセグメントに分けて送ることができます。
これによりメッセージのムダ撃ちが削減されターゲティング効果も高まり、配信の費用対効果を高めることができます。
EC以外の業種でも利用可能ですか?
可能です。実際に人材から金融、不動産、エネルギー業界など、EC以外のお客様にも導入いただいております。また、Message Managerだけでなく、LINE通知メッセージやソーシャルログイン機能を備えた「ソーシャルPLUS」を導入いただいているケースもございます。
自社の会員データとLINEのIDを連携することにより、実現できるLINE施策も大幅に拡張できるため、おすすめの施策となっています。
▼ソーシャルPLUS|LINEのID連携ソーシャル導入支援サービス
https://www.socialplus.jp
詳しくは事例記事でもご紹介しています。ぜひご一読ください。
https://www.socialplus.jp/case
Shopifyを利用しているのですが、LINE活用はまだこれからです。CRM PLUS on LINEではどのようなことができますか?
CRM PLUS on LINEは、Shopifyの会員IDとユーザーのLINEアカウントを連携し、Shopify上のデータを元にLINE配信を最適化するアプリです。カートに商品を入れたまま離脱したお客様への自動リマインド配信など、売上に繋がりやすい配信機能を多数備えています。
◆CRM PLUS on LINEを活用した配信例
- 顧客情報(購入商品・会員属性など)に応じたセグメント配信
- お客様の行動に基づいた自動リマインド配信(カゴ落ちリマインド・閲覧商品リマインドなど)
- Shopify Flowと連携した、様々な配信自動化(ポイントの有効期限通知など)
▼具体的な配信施策例は、ブログでも続々更新中です!
ShopifyのPlusプランをご契約の場合は、LINEログインなど6種のソーシャルログイン機能や、LINEログインを活用したLINE会員証施策なども導入可能です。
▼CRM PLUS on LINE 各種料金プランと提供機能
https://crmplus.socialplus.jp/price 
メッセージ配信以外の今後のLINE活用について相談できますか?
もちろんご相談可能です。
LINEログインやデジタル会員証をはじめとしたミニアプリの提供、オプションとしてのLINE通知メッセージなど様々なLINE関連の支援策を取り扱っています。
2012年から過去13年間に渡りLINE関連のサービスを提供してきた経験から各種LINE APIの知見もございます。
また、弊社はLINEヤフー社が定めるLINEの広告商品とAPI関連サービスの導入における技術支援を行うパートナー認定制度のコミュニケーション部門において最上位の「Technology Partner」へ認定されています。
認定バッジ「Performance」「Notification」「Engagement」の3部門を取得しており、「配信効果の向上」「通知による利便性向上」「ユーザーと企業との関係性を高めるサービス提供」を強みとしています。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000085682.html)
ご相談いただければ事例も交えつつ、アカウント設計から解決したい課題ベースごとに運用方法まで最適な解決策をご提案いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
▼お問い合わせはこちら
https://www.socialplus.jp/message-manager/inquiry
出展を終えて:展示会で伝えた“LINE運用の次の一歩”
出展を終えて、LINEを活用したCRMのニーズが依然として高いことを改めて実感しました。オフラインの場で多くの企業様と直接お話できたことは、担当者一同貴重な機会となりました。

また、デモ体験へのリアクションやご質問を通じて、来場者の皆さまが抱える課題を具体的に知ることができ、今後の製品改善の大きなヒントとなりました。
これからもLINEマーケティングに関する有益な情報発信や、皆様のマーケティング活動を支援できるサービス提供に一層努めてまいります。
ご来場いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
展示会でご紹介した弊社サービスはこちらより詳細をチェックいただけます。
これからLINE活用を推進していきたい方はこちらよりお問い合わせください。
▼Message Manager
https://www.socialplus.jp/message-manager
▼CRM PLUS on LINE
https://crmplus.socialplus.jp

 
  
  
  
  


