Shopifyのカゴ落ち配信をLINEで送ったらCVRがメールの約7倍だった

Shopifyのカゴ落ち配信をLINEで送った結果、クリック率・購入率ともにメールよりも高く、弊社が当初想定していたよりも高い数値だったので記事にしました。※弊社の提供するLINE連携Shopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」では、Shopifyのカゴ落ちメールをLINEでも送れるようにする機能を提供しています。

データの提供元は、比較的大規模なアパレル企業です。メール・LINEの配信数は多めですが、具体的な企業名や配信総数を公開できない点は何卒ご理解くださいませ。

本記事の対象はShopify全プランです。Shopify Basic から Shopify Plusまで全てが対象になります。

ちなみにShopifyのカゴ落ちはカートに商品を入れて決済画面まで進んだ場合にカゴ落ち対象になります。カートに入れた状態で離脱してもカゴ落ち対象にはなりません。参考までに最近ソーシャルPLUS社のCTOに就任した佐藤さんの記事もどうぞ。

【Shopify】ちょっとマニアックな Checkout (カゴ落ち) の話
EC サイトでは “商品をカートに入れたまま決済されずに放置される状態” を「カゴ落ち」と表現します。 そして Shopify には「カゴ落ちメール」という機能があります。 参考記事   今回 S ...

3ヶ月間のカゴ落ちメール・LINEデータの比較結果

まずは数字の比較表です。各数値は下記の算出方法です。

  • CTR = クリック数 / 配信数
  • CVR = 購入数 / 配信数
  • ROAS = 配信からの売上 / 配信費用
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比較表を見るうえでの前提条件は以下の通りです。

  • 配信数はメールがLINEの約10倍
  • 2月のメールは配信対象を広げており、1月と比較して5〜6倍の配信数
  • カゴ落ちLINEの配信対象は、12月~2月にかけてゆるやかに増加
  • 計測ツールはGoogle Analytics
  • CV計上実績はカゴ落ち配信経由で購入に至ったセッションの実績
※カゴ落ち配信を受け取り後、カゴ落ち配信以外の経路で購入に至ったセッションの実績を含みません。
※カゴ落ち配信の対象アイテムではないが、カゴ落ち配信経由でサイトを訪問し、購入に至ったセッションの実績を含みます。
※計測期間:カゴ落ち配信日〜配信同月末日
※月をまたいだ計測は行っていません。例えば2/24配信の場合、計測期間は2/24~2/28です。

カゴ落ちLINEは、配信対象が増えれば増えるほど成果が上がる

比較表の通り、カゴ落ちLINEのCTR(クリック率)はメールと比較して5倍〜10倍高いです。

CVR(購入率)は、(メールの配信数を拡大してイレギュラーな動きを見せた2月のデータを除いても)1.5倍〜13倍と幅があります。LINEでカゴ落ち配信できる対象者は時間と共に増えていっており、12月~2月にかけてLINEの配信対象が増えれば増えるほどCVRが高まっている様子がうかがえます。
一方で、メールのカゴ落ち配信は配信総数が増えるにつれてCVRが下がっています。

また、LINEの配信費用は15,000円/月のスタンダードプランの場合、無料配信枠の45,000通を超えると有料になり〜3円/通がかかります。〜3円/通だけ見ると高いと思われがちなのですが、ROASで比較してもメールよりは圧倒的に効果が高かったことがわかります。

料金プラン|LINE for Business
料金プラン。ユーザーの生活に密着したLINEならではのマーケティングソリューションにより、企業・店舗と顧客とのつながりを強化します。

カゴ落ちLINEは「Shooifyのカゴ落ちメール配信対象」かつ「LINEのID連携がされている方」にしか送れないため、配信総数はどうしてもメールより少なくなりますが、これだけ結果として差があるのであれば、LINEの配信対象(友だち追加・ID連携済みユーザー)を増やしていくことにリソースや予算を割くことのメリットを感じていただけるはずです。

参考:弊社独自のロジックで計測したカゴ落ちLINEのCVR

カゴ落ちLINEの配信に使用しているShopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」提供元の弊社のロジックで計測したデータも参考としてご紹介します。

  • カゴ落ちLINEの配信数:1,000件〜5,000件
  • 2022年3月:CVR 14.7%
  • 2022年4月:CVR 16.9%
※CVR = 購入件数 / カゴ落ちLINEの配信総数
※配信後〜1 週間以内に購入があれば購入件数(金額)として計上

※カゴ落ち通知に含まれる商品が複数あり、その中の数点購入の場合は、購入数/カゴ落ち商品数 として件数に計上(例:下記の場合は、2÷3=0.66として計上)
・カゴ落ち商品(商品1 / 商品2 / 商品3)
・実際に購入があった商品(商品1 / 商品3)

カゴ落ちLINEの配信対象を増やすには?

カゴ落ちメッセージをLINEでも送れるのは、Shopify上でLINE連携してくれたユーザーです。LINEのID連携数を増やすための施策の事例はこちらの記事をどうぞ。

LINE公式アカウント立ち上げ初期は、まずカゴ落ちなどの自動配信で費用対効果を上げていき、ID連携数が5,000人を超えるくらいから属性を考慮したセグメント配信も行うようにすると、配信担当者の労力に対する効果も高く感じられるはずです。ブロック率を低く保ちながら配信経由の売上を向上させ、配信費用に対する効果を高めていくLINE活用に、ID連携率の向上は欠かせません。

特に最近Shopifyでアップデートされた顧客セグメンテーション機能により、属性の絞り込み方のテンプレが用意されたことで、どういう対象で絞り込むべきかを考える時間を減らせるようになりました。Shopifyの素晴らしいアップデートですね!

Shopifyのセグメンテーション
Shopifyの顧客セグメンテーションツールを活用して、お客様を独自のセグメントにグループ化し、パーソナライズされたメールを送ることにより、お客様をより深く理解することができます。

カゴ落ちLINE配信が無料から試せるShopifyアプリ

最後にあらためて宣伝です。株式会社ソーシャルPLUSが提供するShopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」では、無料プランからカゴ落ちLINE配信機能を利用できます。Shopifyの顧客セグメンテーション機能で絞り込んだユーザーへのLINE配信も可能です。ぜひお気軽にお試しください!

カゴ落ちメッセージ | LINE連携Shopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」活用ガイド
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